元阪神江夏豊ら輩出の大院大高、29年ぶり甲子園出場へ１歩前進 北稜との３位校対決制す／近畿

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＜高校野球秋季近畿大会：大院大高1－0北稜＞◇21日◇1回戦◇ほっともっとフィールド神戸

大阪を3位で勝ち上がった大院大高が北稜（京都3位）に競り勝って、29年ぶりの甲子園出場に1歩近づいた。

投手戦が続いたが、8回に均衡が破れた。先頭で主将の朝田光理外野手（2年）が左中間へのポテン安打で二塁を陥れる。2死一、三塁となり、5番一柳颯馬内野手（1年）が左前打を放ち、先制点をもぎとった。先発の背番号10、下條晃大投手（2年）が9回5安打完封勝ちした。

大院大高は秋の近畿大会は26年ぶりの出場。元阪神の江夏豊らを輩出した。甲子園出場は8強入りした96年春のみ。今年の春は、今秋ドラフト候補の今坂幸暉（ともき）内野手（3年）らを要して、春の大阪大会を初制覇していた。