リバプール対チェルシー ボールを蹴るリバプールFWのモハメド・サラー(右)(AP)

<プレミアリーグ:リバプール2-1チェルシー>◇第8節◇20日◇アンフィールド

リバプールがホームでチェルシーを2-1で下し、4連勝で首位をキープした。前半29分にFWモハメド・サラー(32)のPKで先制。後半3分に追い付かれたが、その3分後にはサラーの鋭いクロスにMFカーティス・ジョーンズがゴール前に飛び込んで勝ち越し点を決めた。

1得点1アシストと、いつものように結果を残したサラーは守備でも奮闘した。勝ち越し点をアシストした直後には右サイドから猛スピードで自陣に戻って相手ボールを奪い返すなど攻守両面での活躍が光った。

スロット監督はエースFWのパフォーマンスについて「サラーについての質問はいつも契約のことなので、彼がピッチ内でどれほど重要かを話せるのはうれしい」と笑い、「今日は彼が右サイドバックとしてもプレーできることがわかったので、トレント(DFアレクサンダーアーノルド)に競争相手がいるよ、と言いました。チームのために守備でも尽力してくれたことは、彼のゴールとアシストと同じくらい、うれしい」と冗談を交えながらエースFWをたたえた。

これでチームは公式戦11試合で10勝目。強力な競争相手がそろう中盤において、15日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦を体調不良で欠場した日本代表MF遠藤航(31)はベンチ入りしたが出番はなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 リバプール4連勝首位「右SBでもプレーできる」エースFWサラーが1G1A 遠藤航は出番なし