巨人対DeNA 2回裏巨人2死一、二塁、山崎伊から空振り三振を奪い、雄たけびを上げる浜口(撮影・江口和貴)

<セ・CSファイナルステージ:巨人1-0DeNA>◇第5戦◇20日◇東京ドーム

DeNA浜口遥大投手(28)が闘志むき出しの投球で巨人打線を制圧した。予定していた3回を投げ終えても余力十分。4回先頭、巨人岡本和を外角低めいっぱいの145キロ直球で見逃し三振に仕留め、左拳で胸を思いっきりたたいた。「集中して投げることができたので、良い結果につながったと思います」とうなずいた。

17年、日本シリーズ第4戦での“ノーノー未遂”の快投から7年。今CS前にはYouTubeでふと、当時のダイジェスト映像を見返した。「良くも悪くも変わったなと。もちろん良い方に変わってるものもありますし、あの時みたいに怖いもの知らずで思いっきり腕振っていく重要さも感じてます」と新人時代を回想した。8年目の今季は自己ワーストの2勝にとどまったが、大舞台のマウンドで7年前のように無我夢中で腕を振った。白星とはならなかったが、4回1安打無失点5奪三振の快投で1点差ゲームを演出した。

▽DeNA松尾(8回の守備からCSファイナル初出場)「緊張感ある中で(マスクを)かぶれたのはこれからの財産にもなりますし、経験を生かしていかなきゃいけないです」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】浜口遥大、7年前“ノーノー未遂”映像から「腕振っていく重要さ感じて」4回無失点