折れたバットを笑顔で持つ楽天三木新監督(撮影・山田愛斗)

楽天三木肇新監督(47)のバットが破壊? される“事件”が発生した。20日、楽天モバイルパークで行われた秋季練習でのワンシーン。フリー打撃中の山田遥楓内野手(28)が放った鋭い打球が、グラウンドに寝かせた状態だった指揮官のバットに直撃。グリップ付近からへし折られる形となった。

当然、山田は故意で折ったわけではないが「監督、すいませんでした」と謝罪。目撃者となった伊藤裕季也内野手(28)は「山田は悪くない」とフォローした上で「記事に書いといてください」と報道陣に要望した。

まさかのアクシデントに三木監督も苦笑いした。「山田の気持ちが強かったな。いろんな思いが。俺への憎しみとかさ、いろんなことがこもってたんじゃないかな。本当に道具、大事にしないとね。ちゃんとね」と話した。

この日は三木新体制となり初めて秋季練習が一般公開された。2318人が来場し「ファンの人がいて、僕たちがいるから、それはもう間違いないんで。見守ってもらって、選手が応えて、やってくれるの、ほんとありがたいよね」と感謝した。

「その辺のゴミ箱に捨てないでね(笑い)」と折れたバットは、自身の応援タオルを掲げていたファンにサイン入りでプレゼント。神対応でスタンドを沸かせた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】三木肇新監督のバットがへし折られる“事件”発生「道具、大事にしないとね」犯人は…?