広島九里亜蓮(2024年9月25日撮影)

海外FA権を保有する広島九里亜蓮投手(33)が19日、権利の行使について熟考を継続する構えを示した。マツダスタジアムを訪れ「(10月中に)1回ちゃんと(球団と)話しました」と明かし、結論については「まだ(時間が)かかると思います」と見通しを語った。

今季は7勝10敗、防御率3・21に終わった。ただ、長年先発ローテーションの一角として奮闘するタフネス右腕はチームに欠かせない存在には変わりない。シーズン中に同権利を取得した際には「向こう(米国)の野球には興味があります」と本音を口にしていた。

プロ12年目のシーズンへ向け、さらなる進化を求めて挑戦を続けている。今オフについては「しっかり体、フォームも含めて見直して、いろいろ新しいことをしてみようと思っています」と意欲十分だ。家族や今後の野球人生も含めて、慎重に話し合いを進める。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】海外FA権を保有する九里亜蓮は権利行使の熟考を継続「(時間)かかると思います」