中日清水達也(2024年10月撮影)

侍ジャパンの中日清水達也投手(24)が19日、「プレミア12」の大会使用球で本格投球を開始した。ナゴヤ球場のブルペンで18球を投じた右腕は「(昨年のアジアチャンピオンシップで)苦戦したイメージがある。その感じを思い出しながら投げました。(対応するには)慣れしかないと思います」と11月の本番に向けて、使用球への対応力を磨いていく。

1年前の「体験」を生かし切る。「日本球と全然、違っていた。やっぱり滑るし、(縫い目の)ヤマを感じない。新品のボールはちょっと違うかな、という感じなんですけど…」。昨秋、侍の一員として国際試合を経験したからこその準備力を発揮する。

今季は自己最多60試合に登板。3年連続50試合登板をクリアし、3勝1敗1セーブ。39ホールドで防御率1・40と堂々たる結果を残した。侍ジャパンでもブルペン陣の軸と期待される右腕が、使用球への対応力を高めて本番に臨む。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】侍ジャパン清水達也「プレミア12」の大会使用球で本格投球「やっぱり滑る」