2024年9月19日、マーリンズ戦で50号2点本塁打を放ち、カーテンコールに応える大谷

ドジャース大谷翔平投手(30)が前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成したホームランボールの競売で19日現在、最高額を入札しているのが日本企業の株式会社K2だと明らかになった。

歴史的価値のあるこのボールは米オークションハウス「ゴールディン」が競売を行っており、17日に入った新規の最高入札額は180万ドル(約2億6100万円)で、名古屋市に本拠地を置く同社が19日に入札したことを発表。「株式会社K2が落札した際には、ボールの文化的価値を鑑み、大谷翔平選手の元へボールを返還する予定です」と声明を出した。入札締め切りは23日午前11時となっている。

大谷が50号本塁打を放ったのは19日の敵地マイアミでのマーリンズ戦。この試合で3本塁打を放ち、2本目で50本に到達。「50-50」を達成した。ボールは外野スタンドのファンの間で争奪戦となった。オークションに出品した男性の他に、所有権を主張する男性が2人おり、現在2件の訴訟が行われている。所有権を争う当事者たちは競売の継続を了承しており、落札者には予定通りボールが渡ることになっている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平50号ボール、現在の最高入札は日本企業 落札なら大谷に返還の意向「文化的価値鑑み」