マンチーニ監督

サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督(59)更迭報道が19日までに、中東を中心として多くのメディアで続いた。

世界最高額の年俸2800万ドル(約40億6000万円)とされる同監督は、W杯北中米大会アジア最終予選C組で第4戦終了時点で1勝2分け1敗の勝ち点5で3位と低迷中だ。

成績不振に加え、ホームで行われた15日のバーレーン戦で0-0で引き分けた後、引き上げる際にファンに暴言を吐いたことがSNSで拡散。無数のブーイングを受けた直後、音声は残っていないが、口の動きで「消えうせろ」のような言葉を吐いたことが、ネット上で広がり、批判を受けた。

エジプト紙アルマスリ・アルヤウムは18日、「イタリア出身のマンチーニ監督がサウジアラビアで過ごす時間は少なくなった」と伝え「韓国代表のクリンスマン前監督が候補として浮上している。彼はアジアサッカーに精通している」と報じた。

また同紙は「22年W杯カタール大会で、サウジアラビア代表監督を務めたエルベ・ルナル氏も候補の1人。元ブラジル代表監督のチチ氏も候補」と書いている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 サウジアラビアのマンチーニ監督の後任にクリンスマン監督浮上 中東各紙が根強い更迭論