ソフトバンク対日本ハム 4回裏、周東に勝ち越し打を打たれた場面で投手の交代を告げる新庄監督(撮影・岩下翔太)

<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク3-2日本ハム>◇第3戦◇18日◇みずほペイペイドーム

日本ハムがソフトバンクに敗れ、シリーズ0勝4敗で敗退となった。

先発の山崎は初回にソフトバンク山川と近藤の連続適時二塁打で2点の先制を許した。打線が3回に伏見のソロと万波の適時打で同点としたが、4回1死二塁から正木のライナー性の打球を、三塁手清宮が落球。2死一、三塁から周東に左前適時打を許し、これが決勝点となった。

今季はレギュラーシーズンを75勝60敗8分の2位で、6年ぶりのCS進出。就任3年目の新庄剛志監督(52)の下、経験を積んできた若手が力を発揮した。

本拠地でのCSファーストステージでは、ロッテに先敗を喫してからの連勝でファイナルステージに逆転進出。勢いを付けて今季14勝の伊藤、同10勝の加藤貴と山崎を敵地のマウンドに送り込んだが、主力の柳田や近藤らが故障から復帰して万全の王者の前に力負けが続いた。

新庄監督の来季去就は未定。球団は続投要請する方針だが、新庄監督は「今後の戦い方次第ですね。『(悔しくて)くぅ~』ってなって、やり返したろと思ったら、また(続投が)あるし」と話している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】王者の地力に屈し0勝4敗で敗退 新庄剛志監督の下で若手躍進の6年ぶりCS終える