ソフトバンク対日本ハム 4回裏ソフトバンク2死一、三塁、周東(手前)の勝ち越し左前適時打で生還した近藤(右)は先発スチュワート(左)らベンチのナインとハイタッチ(撮影・梅根麻紀)

<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク3-2日本ハム>◇第3戦◇18日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクが無傷の3連勝を飾り、4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。アドバンテージ1勝を含む4勝0敗で日本ハムを下した。ファイナルステージで無傷突破は球団では11年、15年、20年に続き4度目。(20年は3勝制)。

主軸で決めた。1回2死一塁で4番の山川穂高内野手(32)が中堅に先制の適時二塁打。なおも2死二塁で近藤健介外野手(31)が右翼線への適時二塁打で続いた。レギュラーシーズンで本塁打、打点の2冠を獲得した山川と首位打者近藤の4、5番コンビで主導権を握った。2-2の4回1死一、三塁では選手会長の周東佑京内野手(28)が勝ち越し打を放った。

第1戦で近藤が右足首の捻挫から復活し、左膝の違和感を訴えていた周東佑京内野手(28)も戦列に戻った。5月で右太もも裏を負傷した主砲、柳田悠岐外野手(36)もスタメンに名を連ねた。開幕当初の最強打線がよみがえり、新庄ハムを沈黙させた。

セ・リーグのファイナルステージ勝者と26日から頂上決戦に挑む。現在ソフトバンクは18年10月30日の広島戦から日本シリーズで12連勝中だ。19、20年はともに巨人相手に4勝0敗でスイープ。小久保ホークスが球団12度目となる日本一への挑戦権を手にした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】4年ぶり日本シリーズ進出 3連勝で決めた 無傷突破は20年以来4度目