キャッチボールをする広島森下(撮影・加藤孝規)

秋季練習に参加する広島森下暢仁投手(27)に、新井監督はさらなる成長を期待している。

初日から全体練習に加わり、キャッチボールも継続。今季は2年ぶりの2桁勝利も10勝目を挙げた8月20日以降、白星を得られずに6連敗でシーズンを終えた。指揮官は「よく頑張ってくれた」と労をねぎらいながらも「彼のポテンシャルを考えたらまだまだ物足りない。まだまだできるはず」と自己改革を求める。シーズン終盤に中5日で起用されたのも期待の表れだった。

4本柱を担った他の3投手が自主性に委ねられる中、秋季練習参加の意図を「来年は自分が中心なんだと。自分が引っ張るんだと思ってやってもらいたい」と新井監督はメッセージを込める。森下もCSファイナルステージの裏で行われている秋季練習に「本当に悔しいですし、何かもったいないというか、申し訳ない気持ちはあります」と表情を引き締めている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】新井監督、森下暢仁のさらなる成長に期待「ポテンシャル考えたらまだまだ物足りない」