リーグ優勝に王手をかけ、私服姿で会見したドジャース大谷(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:メッツ2-10ドジャース>◇第4戦◇17日(日本時間18日)◇シティフィールド

ドジャース大谷翔平投手(30)が、ポストシーズン(PS)では日本人初となる先頭打者アーチを放ち、09年ワールドシリーズのヤンキース松井秀喜以来となる2試合連続本塁打をマークした。チームも敵地で連勝し、3勝1敗でワールドシリーズ(WS)に王手をかけた。

試合前までは、PS開幕から走者なしの場面で22打数ノーヒットが続いており、全7安打が走者を置いた場面で飛び出していた。

【大谷の一問一答は以下の通り】

-状態が上がってきたがアプローチを変えたか

アプローチは特に変えてないです。シンプルに今までやってきたことを継続してますし。場面によって多少変える時ありますけど、基本的にはやりたいことは変えないので。比較的、今日はいい打席が多かったかなと思います。

-走者がいる時といない時の成績は感じることがあるか

さっきも話したように、基本的にやることは変わらないので。それが1打席目でも最後の打席でも。基本的にはしっかりと集中して、自分のやることに努めたいなとは思ってます。それがスコアリングポジションにランナーがいてもいなくても、まずそこが一番大事かなと思います。

-ベッツの活躍でベースを駆け回った

もう、ただただ楽しいですね。塁上から(見て)常に状態が良さそうですし、彼が打ったらもう得点する準備を。僕自身は一塁からでも二塁からでも、常に(ベッツが)ヒットを打ったらホームに帰るつもりで務めたいなと思ってます。

-WSの舞台に立てる可能性が大きくなった

敵地で昨日、今日といい野球ができてると思うので。それをまずはしっかりと継続して、明日につなげたい。明日しっかりと(WS進出を)まず決めるっていう気持ちを持って、全員で頑張りたいなと思ってます。

-日本のファンも試合を見ている

なかなか時間帯的に見られたり、見られなかったりという感じがあると思いますけど。(山本)由伸も今日いいピッチングをしましたし。自分自身も活躍できるように、それ(日本からの応援)に応えられるように頑張ります。

-ホームランを打った後にベンチでフリーマンやE・ヘルナンデスと話していた

一番はフレディ(フリーマン)に「レイトショーはいいから、早く、早めに打ってくれ」って試合前に言われてたので。(三塁ベンチに)帰って、フレディと「打ったよー」っていう感じの会話をしてました。

-ここまでのポストシーズンを振り返って

ここまでは本当に、ただただ、プレーできていることに感謝してます。昨日今日と敵地でしたけど、敵地ならではの雰囲気というか、素晴らしい中で本当にやらせてもらってるなっていう…毎日。明日も、もちろん調整して、しっかりとプレーしたいなっていう。そういう気持ちですね。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、ドジャース移籍1年目でWS進出に王手「プレーできていることに感謝」/一問一答