2試合連続本塁打を放ったヤンキース・ジャッジ(AP)

<ア・リーグ優勝決定シリーズ:ガーディアンズ7-5ヤンキース>◇第3戦◇17日(日本時間18日)◇プログレッシブフィールド

ヤンキースがガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦でまさかのサヨナラ負けを喫した。

ヤンキースは1-3と2点を追う8回、2死から2番ソトが四球で出塁。一打同点の場面で3番ジャッジを迎える前に、ガーディアンズは今季防御率0・61の絶対的守護神クラセを投入したが、ジャッジがカウント1-2から外角カットボールを捉え、右翼スタンドへ2号同点2ランを運んだ。前日から2試合連続本塁打で、ポストシーズン通算15本はベーブ・ルースに並んで球団史上4位タイとなった。

さらに続くスタントンが3号勝ち越しソロ。米データ会社「STATS Perform」によると、8回以降に2点差以上を付けられた状態で2者連続本塁打を放ち、リードを奪ったのはポストシーズン史上初だという。

9回には1番トーレスの犠飛で追加点を挙げ、勝利ムードが漂う中、9回裏に守護神ウィーバーがマウンドへ。しかしウィーバーが誤算だった。2死から5番トーマスに二塁を許し、代打ノエルに土壇場で同点の2ランを浴びた。

今ポストシーズン初の延長に突入し、10回表は3番ジャッジから始まる好打順を生かせず無得点。10回裏は右腕ホームズをマウンドに送ったが、2死三塁で途中出場のフライに劇的なサヨナラ2ランを許した。

これで対戦成績は2勝1敗。ブーン監督は試合後の会見で「今日のような負けは残念。だが、クラシックな試合でもあった。明日の準備はできているよ」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ジャッジ2戦連発もヤンキースまさかのサヨナラ負け…ガーディアンズと2勝1敗