ソフトバンク対日本ハム 試合終了後、小久保監督(右)とタッチを交わすモイネロ(撮影・林敢治)

<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク7-2日本ハム>◇第2戦◇17日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクが4年ぶりの日本シリーズ進出へ王手をかけた。1勝のアドバンテージを加え、2勝0敗で迎えた第2戦で逆転勝ち。試合後の小久保裕紀監督(53)の一問一答は以下の通り。

-右足首を捻挫していた近藤が決勝2ラン

小久保監督 その前の山川の同点タイムリーが大きかった。(近藤は)そのあとの初球の逆球の真っすぐを見事にとらえましたけどね。1点を先制された後にすぐに逆転できたっていうところが大きかったです。

-山川は小久保監督の期待を超える2本塁打

小久保監督 いや、そんな失礼なことはないです。期待通りです。

-近藤はケガをしていたとは思えない活躍

小久保監督 大きかったですね。あのホームラン。まぁまぁ、山川の5回のホームランと今日はもう4番と5番がしっかりやってくれました。

-近藤は負傷から1カ月で回復したが

小久保監督 ケガの具合からいくと驚異的な回復じゃないですかね。一番気にしていたのは今後の野球人生に影響があるかないかというところだった。本人の気持ちはもちろん買いますけども。この1週間ぐらいで急にグッと上がってきたっていう。走塁の方が。打つのは全然打ててたらしいんですけど。もちろん行ってくれると助かるんですけど、野球人生があるんでそこは慎重に。明日も練習が終わるまではスタメンが決まりません。

-近藤のスタメンは勇気のある決断だったか

小久保監督 そう。最後は2人で話しました。

-ダウンズが1番で2安打2四球

小久保監督 前回、ハムの時に加藤から打ってるのはあったんで。ハムと当たるためにクライマックスのメンバーに入れようということだった。(シーズン最終盤の)限られた期間で結果を残して、ただのアピールじゃなくてしっかり結果を残したということが今につながっている。変なボールを振らないので、今日も2つフォアボール。首脳陣の評価は高いです。

-2戦連発の山川は試合前から活躍を予感させていたのか

小久保監督 ずっと良かったんでね。あとは志願してフェニックス行ってるぐらいで、ゲーム感はずっとある方がいいって言うんで。あとフェニックス行った時も松山監督が言ってましたけど、1人でランニングメニューを組んで、ずっと走っていたみたい。リチャードにバッティングばっかりマネせんと、走るマネせえって言ってましたよ。松山監督が。

-短期決戦での戦い方

小久保監督 僕は打線の足を引っ張らないように。流れを止めないようにっていうことは一番考えます。

-日本シリーズ進出に王手をかけた

小久保監督 もちろん一気にいきたいですし、明日はカーターなんでね。まずは先発ピッチャーがゲームを作ることが必須条件だと思う。カーターに期待したいと思います。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】小久保監督「もちろん一気にいきたい」4年ぶり日本シリーズ進出王手/一問一答