笑顔を見せながらキャッチボールをする才木(撮影・上田博志)

阪神才木浩人投手(25)が17日、藤川球児監督(44)の胴上げを誓った。20年に引退するまで4年間ともにプレー。右肘のトミー・ジョン手術の“先輩”でもあり「本当にお世話になった方」という存在。鳴尾浜で体を動かした右腕は「手術してからもいろいろアドバイスとかをもらった。技術面も野球人としてもメンタル的にもいろいろ教わったので、もう1回一緒に野球ができるのはすごくうれしい」と喜んだ。

今季チームトップの13勝を挙げた右腕は「監督が変わっても、自分のやることは変わらないので」と言いつつ「なんとか球児さんを胴上げできるように。チームの中で自分が引っ張って、輪の中心としていられるように頑張りたい」と力を込めた。

初の侍ジャパンの一員として11月の「プレミア12」を戦う。今月29日から宮崎で行われるキャンプに向け「休みながら細かい体の機能的なところの修正。あとはキャッチボールをしっかりして、フォームの微調整とかをする」と明かした。練習では大会使用球を握ってキャッチボールなどを行った。代表合流前に22日から始まる秋季練習で再会予定だ。【塚本光】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】才木浩人が「本当にお世話になった方」藤川球児監督就任で「胴上げできるように」