内田篤人氏(2024年9月5日撮影)

日本サッカー協会(JFA)は17日、都内で理事会を開き、指導者ライセンスの呼称を変更すると発表した。最上位の「S級ライセンス」は「Proライセンス」に変わる。担当者は「アジア・サッカー連盟(AFC)との用語の統一を図るため」と説明した。

また、元日本代表DF内田篤人氏と、FC東京U-18監督を務める佐藤由紀彦氏のProライセンスを認定した。昨年度のS級(Pro)コーチ養成講習会において、国内外インターンシップを含む全てのカリキュラムを修了し、全ての評価項目において合格した。日本代表、Jリーグの監督を務めることが可能になった。

内田氏は世代本代表のロールモデルコーチを歴任、23年にA級コーチジェネラルライセンスを取得していた。佐藤氏は東京の下部組織で指導、16年にA級コーチジェネラルライセンスを取得していた。昨年度の講習生は20人全員が認定された。

指導者インストラクターはコーチエデュケーションチューター(チューター)に、A級コーチジェネラルライセンスはAジェネラルライセンスなどに、それぞれの呼称も変わった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 内田篤人、佐藤由紀彦両氏ら日本代表やJリーグ監督可能に「S級→Pro」変更のライセンス取得