巨人対DeNA セレモニアルピッチするパリパラリンピック競泳女子日本代表の辻内(撮影・滝沢徹郎)

<セ・CSファイナルステージ:巨人-DeNA>◇第2戦◇17日◇東京ドーム

パリ・パラリンピック競泳女子100メートル自由形(視覚障害S12)銅メダリストの辻内彩野(28)が始球式を行った。

やや緊張した面持ちから放たれたボールは、惜しくも捕手の手前でバウンドした。それでも「なんとか(捕手が)キャッチできるところでまで届いたので安心してます」と笑顔を見せた。

巨人ファンで、中でも阿部慎之助監督(45)のファン。「阿部監督の現役時代の背番号と、今日が10月っていうのと、私の誕生日が10月だったので」と、3つの意味を込めて背番号「10」のユニホーム姿で始球式に臨んだ。

そんな阿部監督とは試合前に会話を交わし「東京パラの前に阿部監督からメッセージをいただいたのがすごく力になって。その時の映像をパリの前にも見たりしてたので、結果が出せたことも、しっかり伝えることができてとてもうれしかったです」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】パリパラリンピック競泳女子100メートル自由形銅の辻内彩野が始球式「安心してます」