ヤクルト長岡秀樹(2024年10月3日撮影)

ヤクルトの長岡秀樹内野手(23)が、成長著しい5年目にも「満足いってない」と貪欲な姿勢を見せた。

16日、日本テレビ系野球中継「セ・リーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージ 巨人×DeNA」の第1戦にゲスト出演。KAT-TUN亀梨和也がMCの副音声に登場し、163本で自身初の最多安打を受賞するなど躍動した今季について「キャリアハイは残すことはできましたけど、満足はいってるかと言われたら、全然満足いってない」と口にした。その理由について「シーズン前に自分の中でこれくらいなりたい数字を掲げて挑んだシーズンでしたが、何も達成できなてないというところで、また来年頑張ろうと」と意欲を示した。

成長の陰に、大先輩の存在があった。「1月の自主トレに青木さんに連れて行ってもらって、僕の野球人生や野球感が変わった」ときっぱり言った。きっかけは「僕が去年にスタメンを外れた時に、ベンチでもっとこうやらないといけないとお話ししてもらって、試合後にそこでヨガを教わったりして。シーズン終わった時に、僕から自主トレ行かせてくださいと言って行かせていただきました」と明かした。今季限りで現役を引退したレジェンドを「まだ僕にとってゲームの青木宣親。子どものときによく使ってました。(ミート)カーソルがでかかった」と懐かしんだ。

青木が去った中で、今オフの自主トレの計画については「発表はまだ」とし、「シーズン中に重りを使ったトレーニングはなかなかできないので、オフにMAX値を上げていければ」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】長岡秀樹「キャリアハイは残せたが、満足いってない」CSゲスト解説で今季振り返り