ソフトバンク対日本ハム 3回表日本ハム無死一塁、伏見は左前打を放つ(撮影・鬼束羽瑠菜)

<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク-日本ハム>◇第1戦◇16日◇みずほペイペイドーム

14日のCSファーストステージ・ロッテ戦の試合前練習でノックの打球が顔面直撃し鼻骨骨折した伏見寅威捕手(34)が「8番・捕手」でスタメン出場し、第1打席で、いきなりヒットを放った。

右目下には痛々しいあざが残る中、3回無死一塁で登場。ソフトバンク先発有原の初球、外角へのカットボールを左前へ運んだ。一塁上では3回手をたたき喜んだ。SNS上では「すごい、ヒット打ってる ちゃんと見えてるんだっ(そりゃそうだ)」「鼻痛いのにヒット ありがとう」「魂の安打に涙が止まらない」などと、驚きと歓喜のコメントが相次いだ。

日本ハムは、この一打で無死一、二塁とし、中島の送りバントで1死二、三塁とチャンスを広げ、1番矢沢の三塁内野安打で同点に追い付いた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】鼻骨骨折の伏見寅威「8番捕手」スタメン、いきなり安打「魂の安打に涙止まらない」