日本ハム対ロッテ CSファイナル進出を逃し、引き揚げるロッテ吉井監督(撮影・狩俣裕三)

<パ・CSファーストステージ:日本ハム5-2ロッテ>◇第3戦◇14日◇エスコンフィールド

ロッテは2試合続けて逆転負けを喫し、2ステージ制では8年ぶりのCSファーストステージ敗退が決まった。

同点の7回に先発種市が2四球と自らの悪送球もあり、2死一、二塁とし、水野に決勝の2点適時三塁打を浴びた。吉井監督は続投の決断に「走者がいる場面で出すリリーバーが今日はちょっと。へばりかけた種市とブルペンに間が空いている子がたくさんいたので、種市の方がいいと判断した。最後ちょっと力んでいましたね」と振り返った。救援左腕鈴木は、3連投を避けるためにベンチを外れていた。

試合後に高坂球団社長と会談し、3年目となる来季の続投が決まった。「2シーズンやらせてもらい、どちらもCSは出ていますが、優勝を逃している。申し訳ない気持ちはいっぱいですが、来年もと言われたので頑張っていきたい」と抱負を語った。2位→3位ときているが「昨日や今日みたいなゲームを勝ち切れるチームにしていきたい」と、接戦での勝負強さを来季への改善点に挙げた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】8年ぶりファーストS敗退 吉井監督は来季続投「申し訳ない気持ちいっぱい」接戦に課題