関学大対関大 9回から登板した関大・金丸(撮影・藤尾明華)

<関西学生野球秋季リーグ:関学大5-5関大>◇14日◇第6節3回戦◇南港中央

今秋ドラフト目玉候補の最速154キロ左腕、関大・金丸夢斗投手(4年=神港橘)が、2回無安打無失点で連続自責点0を71イニングに更新した。関西学生野球秋季リーグ・関学大戦の同点の9回から登板。1四球を許したが、最速146キロの直球を軸とした投球で相手打線を圧倒した。

「これが最後かと思いながら投げていた。このチームで少しでも長くできるようになったのはうれしい」。4人体制で視察した阪神を含む5球団のスカウトが現地で熱視線を送る中、5月中旬に痛めた腰の影響を感じさせない投球を披露。安定感をみせつけた。

負ければ大学ラストゲームだった可能性があった試合を引き分けに持ち込み、関学大の春秋連覇を阻止した。これで1勝1敗1分けとなり、勝ち点1を決める4回戦が22日にわかさスタジアム京都で行われる。関学大が次節の京大戦で2連敗した場合、22日が優勝決定戦となる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドラフト目玉の関大・金丸夢斗「少しでも長く」阪神は4人体制で視察 連続無失点は更新中