阪神対DeNA 7回表DeNA無死、代打フォードは右越えソロ本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

<セ・CSファーストステージ:阪神-DeNA>◇第2戦◇13日◇甲子園

DeNAマイク・フォード内野手(32)が代打起用に一振りで応えた。3点リードの7回先頭、投手ジャクソンの代打で登場。阪神村上の5球目、高めの直球を仕留めた。右翼席に飛び込むポストシーズン1号ソロでリードを拡大。勝てばCSファーストステージ突破が決まる一戦で、貴重な豪快アーチをかけた。

エンゼルス時代にはドジャース大谷翔平と同僚だったフォードは、今季途中の7月に加入。球宴で頭部に打球を受けて脳振とう特例で抹消されたオースティンに代わって初昇格すると、同27日巨人戦(横浜)、来日6打席目で初安打初本塁打を放った。

しかしオースティンが復帰すると同時に抹消。1軍では6試合の出場で打率2割だった。イースタン・リーグでは41試合に出場して打率2割1分1厘、8本塁打で42年ぶりのイースタン優勝に貢献。今月5日のファーム選手権でも2本塁打を放っていた。右内腹斜筋の肉離れでウィック離脱し、外国人枠が空いたCSファーストステージから代打要員として約2カ月ぶりに1軍昇格していた。

フォードのソロ後にもさらに打線がつながった。梶原、牧と連打でつなぎ、無死一、二塁から佐野が代わったばかりの左腕富田から右翼席へ1号3ラン。リードを7点に広げた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】代打フォードが貴重な豪快ソロ→佐野恵太3ランで7点リード CS突破たぐり寄せる