「データサイエンス業務体験」で参加者に話しをする球団統括本部チーム戦略室の小山亮室長(右奥)(撮影・佐藤究)

ソフトバンクは12日、福岡・筑後市のタマスタ筑後で「データサイエンス業務体験」を実施した。事前に募集した一般参加者41人が参加。試合データの入力、トラッキングデータ分析、動作解析など最先端技術を体験した。さらに、データサイエンス部門で働く現役スタッフとの座談会も行われた。

業務体験を実施するのは球団で初めてのことだった。目的の1つに最先端技術を駆使したチームの強化を加速させるため、人材発掘がテーマだった。球団統括本部チーム戦略室の小山亮室長(41)は「(人材発掘の)プロセスの一環としてやっているところ。我々のニーズもあって、相手の方とも合えば(採用する)可能性もある」とし、「そのためにまずは認知を広げていくことに重点を置いた」と話した。

約3時間の同体験を終え、小山室長は「参加者のみなさんがとても主体的に参加してくれた。初めての取り組みではいいきっかけになってくれたと思います」と振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】人材発掘を目的にデータサイエンス業務体験 一般参加者41人が動作解析など体験