阪神対DeNA 9回裏阪神2死二、三塁、木浪は左前適時打を放つ(撮影・上田博志)

<セ・CSファーストステージ:阪神-DeNA>◇第1戦◇12日◇甲子園

阪神木浪聖也内野手(30)がチーム唯一のタイムリーで一矢を報いた。0-3で迎えた9回の2死二、三塁から打席に入った。カウント2-1から外角に来たDeNA森原の151キロ直球を逆らわずに左前に運び、三塁走者の大山を迎えた。

1、2打席と2打席連続で空振り三振に打ち取られていたが、3打席目に先頭で四球を選び出塁、第4打席で適時打と次戦につながる一打を放った。完封負けは阻止し「自分もそうですけど、多分チームも乗っていくと思う」と前を向いた。

2敗でファーストステージ敗退が決まるため、13日以降は負けられない戦いとなる。「やられたらやり返すだけ。もうやるしかない。勝つことだけを考えてやっていきたいです」とリベンジへ闘志を燃やした。

▽阪神前川(ポストシーズン初出場は6番左翼で先発し9回に右前打)「最後1本出たので良かったです。(明日は)勝たないとダメなので。勝つためにしっかり結果を残したいなと思います。ちゃんと勝てるように頑張ります」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】木浪聖也、一矢報いる適時打で「チームも乗っていく」負けられない戦い「やるしかない」