阪神対DeNA 4回表、力投する阪神才木(撮影・前田充)

<セ・CSファーストステージ:阪神-DeNA>◇第1戦◇12日◇甲子園

阪神才木浩人投手(25)が粘投の今季レギュラーシーズン最短と並ぶ5回1失点で降板した。短期決戦のCSで早めの継投策をしかけた。

先制を許し、勝ち投手の権利を得ることはできなかったが、ファイナルステージ進出へ重要なファーストステージ初戦の先発で最少失点に抑え、試合を作った。

3回に1死満塁から桑原の遊ゴロ併殺崩れの間に失点し、先制された。4回、5回は無失点。5回裏の攻撃で代打糸原を送られ、降板となった。

奪三振はわずか2つで、毎回の7安打を浴び、2つの申告敬遠を含む3四球。毎回走者を背負ったが、5回87球の粘りの投球を見せた。

才木は「CS初戦の良い緊張感のなかでストレートの感触も良かったですし、自分のパフォーマンスを出すことができました。先制点は許してしまったけど、最少失点で粘り強く投げることができたと思います」と振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】才木浩人5回1失点降板「粘り強く投げることができた」短期決戦CSで早めの継投策