右足首を痛めながらも1回に右前打で懸命に走るドジャース・フリーマン(ロイター)

<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース-パドレス>◇第5戦◇11日(日本時間12日)◇ドジャースタジアム

ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が、右足首の捻挫にも強行出場した。

フリーマンは「3番一塁」で2戦ぶりにスタメン出場。捻挫している右足首の状態が懸念されたが、スパイクの上からテーピングをガッチリ巻いて臨んだ。第1打席ではパドレス先発のダルビッシュ有投手(38)から強烈な右前打。痛みがあるのか、顔をしかめながら二塁をうかがしぐさまで見せた。

フリーマン9月26日(同27日)のパドレス戦の走塁で右足首を捻挫。メディカルスタッフからは、本来なら復帰まで4~6週間かかると言われていたが「多くの治療を受け、多くの時間をトレーニングルームで過ごした。ここ数日と比べると今日ははるかに状態が良くなっている」とし「室内ケージで打って、昨日は実戦形式で練習し、この2日間は走塁と守備練習もした。右足首は打つのに十分しっかりとした状態だ」と話していた。

今シリーズでは第1戦では盗塁を決めたが、状態が悪化し、第2戦で途中交代。第3戦の守備で再び右足首を痛め、第4戦を欠場していた。

「X」ではトッププレーヤーの強行出場に「絶対痛いのに…」「気合がすごい」「絶対勝つぞ」などの声が相次いだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 フリーマン、スパイクの上からテーピングで強行出場 第1打席で強烈な右前打