就任会見で記念撮影する西武西口新監督(撮影・滝沢徹郎)

西武の西口文也新監督(52)が11日、都内で就任会見を行った。

主な一問一答は以下の通り。

-就任の抱負を

このたび埼玉西武ライオンズ1軍監督を引き受けることになりました西口文也です。よろしくお願いします。いや本当に今は、身が引き締まる思いでいっぱいです。

-会見を迎えた感想

率直な感想としましては、ついにこの日が来たなっていうかね。もうそういう思いだけです。ただただ緊張してます。

-15日からの練習で選手にどんな言葉をかけたい

そうですね。細かいことはね、また当日会ってから選手たちに話をしたいと思ってます。今ここで言えることはね、今年こういうね、やっぱり順位であり、成績だったっていうことでね、しっかり秋の秋季練習、秋季キャンプやってもらいますよと。もうそれだけです。

-楽しみにしていること

来年いったいどうやっていけば何勝できるんだろうとかね、いろいろ自分の頭の中でね、考えながら、いろんな戦術を考えることが今、楽しみでワクワクしてます。

-現時点で課題をどう捉えている

今年のね、成績通り、打てなかった。それに尽きると思いますんで、ファンの皆さまの期待に応えられるように、なんとか来年は少しは打てるチームにしていきたいなというふうに思ってます。そのためにも選手には頑張ってもらいます。

-どんな野球を目指していく

やっぱりまずはしっかり守る。守りの野球から、どうやって1点を取りに行くか、相手よりも1点多く取るかっていうところをね、常に考えてやっていきたいと思いますし。うちのピッチャー、相手の先発投手、そこを考えながら試合運びをしていきたいと思っています。

-現役時代にエースとして常勝西武を経験したことは監督として生きるか

そうですね。自分自身はメンタル的に強い人間だと思ってるんで。今はちょっとね、メンタルが弱い選手が多いように見受けられてます。自分が2軍監督を務めてて、そこから1軍に上がって、なかなか結果が出ないっていう選手がやっぱり多い。そういう選手が2軍同様にね、1軍でも活躍できるようになってほしいっていうふうに思ってます。

-現役時代の背番号を受け継いだ高橋光成に来季どんな姿を見せてほしい

やっぱり今年のね、高橋光成の成績っていうのはね、もちろん満足いくもんじゃなかったとは思いますけども、その中でね、やっぱり勝てなかったっていうのはね、本人にも弱い部分があったと思うんで。そこはね、乗り越えてもらって、来年本当にやってもらわないと、光成だけで借金が…ね、言わなくてもわかってると思うんで。やってもらいます。

-オファーを受けた時の気持ち

大体ひとつき前ですかね、にお話をいただいて、そこで少し考える時間をいただきましたけども、自分の中ではどうやったら勝てるチームにしていけるかなっていうことを考えた上で、お返事させていただきました。

-受諾する前提で前向きに考えていた

さっき本部長がおっしゃられたように「お前しかいない」って言われたんで、おれしかいないのかって。だから考えました。

-鳥越ヘッドコーチに期待すること

自分はこうね、ご覧の通りおおらかな人間なんで。時には厳しいですけど。鳥越さんには僕よりも厳しく、選手に接していただけたらなと思ってます。

-長打力が苦しいシーズンだったが攻撃面で1点の取り方のイメージは

長打力がね、あるに越したことはないんですけども、ないならないの戦い方っていうかね、そういう打線の組み方もやっぱり考えていかなきゃいけないなっていうふうには考えてますんで。そこにね、やっぱり足を絡ませることができればね、一番いいんですけども。そこはまたこれからね、補強を含め、ドラフトを含め、それ以降も考えていきたいと思ってます。

-ファンへ

今年はね、ベルーナドームから西武球場前駅まで帰る足取り、重かったと思います。来年は少しでも、足取りが軽くなっていただけるように精いっぱい頑張っていきますんで、ファンの皆さま、またこれからも応援よろしくお願いします。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】西武西口新監督オファー受け考えた「おれしかいないのかって」/一問一答