ツインズの本拠地ターゲット・フィールド(2024年撮影)

ツインズを所有するポーラッド一族は10日(日本時間11日)、ジョー・ポーラッド会長を通じて球団の売却を検討する方針を発表した。

ポーラッド一族は1984年から球団を所有しており、MLB公式サイトによると、現オーナーではヤンキース、ホワイトソックス、フィリーズに次いで4番目に長さ。一族は球団を4400万ドル(当時のレートで約101億円)で購入したが、売却した場合は15億~20億ドル(約2180億~2900億円)になると予想されている。

ポーラッド会長は「過去40シーズンにわたり、ツインズは私たち家族の心の一部でした。このチームは私たちの生活の一部で、ツインズのコミュニティーは私たち家族の延長でした。スタッフ、選手、そして何よりもファンの皆さん、つまりこの素晴らしい球団を構成するすべての人がその一員です。我々は、このフランチャイズのオーナーであるという名誉を軽んじたことはない。しかし、何カ月も熟考を重ねた結果、私たち家族はこの夏、ツインズの売却を検討するという決断に至りました。このプロセスが次の段階に入り、この決断を公表するときが来た」と声明を出した。

チームはポーラッド一族がオーナーとなって以降、87年と91年にワールドシリーズ制覇。昨季は3年ぶりに地区優勝を果たした。今季は82勝80敗で地区4位に終わり、ポストシーズン進出を逃した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ツインズが球団売却を検討 購入時101億円→売却なら最大2900億円に ポーラッド会長表明