シート打撃で登板する日本ハム池田(撮影・黒川智章)

日本ハム池田隆英投手(30)がCSから戦列復帰するメドが立った。9月29日に再調整で出場選手登録を抹消されていたが、10日はエスコンフィールドで実施されたシート打撃に登板。打者5人に対して投げ、清宮に二塁打、水野に右前適時打を浴びたが、直球の球速は150キロ超を連発した。

池田 今日は出力を出すのがメインで150キロ台が出ていたので、いいかな。

結果よりも、しっかりと狙い通りに球速を出せた投球内容に納得した。

今季は右肘痛で出遅れたが、7月以降はフル回転。約3カ月で29試合に登板し、2勝15ホールドも肉体は疲弊。CSを前に与えられたリフレッシュ期間で体の状態を整えてきた。

池田 (いろんな部位の)可動域に制限が出ていた部分を整えたり、いつもやっているコンディショニングやウエートをしっかりやりました。(試合で投げている時は)気づかなかった修正部分もあったので、それも修正できました。時間をくれた分、しっかり結果を出していきたいし、いい場面で出番が来ると思う。しっかり自分のパフォーマンスを出して次にバトンをつなげていきたい。

有意義な時間を過ごし、来たる短期決戦へ向けて準備万全だ。【木下大輔】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】池田隆英がCSから戦列復帰にメド 150キロ超連発し結果より投球内容に納得