試合前、練習するマチャド(手前)を見つめるパドレスのシルト監督(2024年10月8日撮影)

<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース-パドレス>◇第4戦◇9日(日本時間10日)◇ペトコパーク

パドレスのシルト監督が、前日8日(同9日)の第3戦でマニー・マチャド内野手(32)が見せた走塁プレーについて、試合前の会見で改めて称賛した。

マチャドの走塁プレーは2回、一ゴロの間に一塁から二塁に走る際、一塁手フリーマンの二塁への送球の妨げとなるような内側のコースを走り、敵の守備の乱れを引き起こした。それが2回だけで一挙6得点のビッグイニングにつながるプレーとなった。

同監督は「私は、25年から30年前からあのプレーを練習している。このチームも練習してきた。あれは、マニーの優れたプレーだった。練習してきたことを大事な場面で成功させた。マニーは高い野球IQの持ち主だ。野球を熟知している。我々にとって大きな存在だ」と話した。

このプレーについては米球界で、いまだ議論が続いている。ブレーブスのレジェンドOBであるチッパー・ジョーンズ氏はX(旧ツイッター)で「この走塁、違反じゃないの?」と投稿するなど、疑問のな声が出た一方、称賛する声も。MLBのOBでFOXスポーツの解説を務めるアレックス・ロドリゲス氏とデービッド・オルティス氏は「マニーの賢いプレー」とし「その場で審判がすぐに守備妨害のコールをしない限り、プレーは続行される。後からビデオ判定などはできない」と説明した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 議論続くマチャドの走塁にパドレス・シルト監督「マニーの優れたプレー、高い野球IQの持ち主」