韓国サムスン戦でに先発し、6回を無失点に抑えた阪神門別(撮影・波部俊之介)

阪神門別啓人投手(20)がフェニックスリーグ初先発で手応えを感じ取った。8日の韓国サムスン戦(生目第2)に先発。直球で攻める投球を意識し、5者連続を含む8奪三振。6回4安打無失点と好投し、1軍戦も含めると8戦ぶりの無失点投球となった。「真っすぐで三振を取れたのは良かった。こういうピッチングを次もできれば自信につながってくる」と充実感を漂わせた。

開幕前から大きな期待を受けて臨んだ高卒2年目の今季。中継ぎも含めて1軍5試合に登板したが、初勝利は挙げられなかった。「真っすぐが全然まだまだ。それに尽きると思う」。反省を踏まえ、宮崎では課題の直球と向き合う。目指す形は先輩右腕の才木だ。「才木さんみたいな投球スタイルでやっていきたい。真っすぐと分かっていても空振りしたりすると思うので。理想です」。ストレートに磨きをかけ、飛躍のきっかけをつかみとる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】門別啓人が5者連続含む6回8K無失点 直球磨くフェニックスL、理想形は先輩の才木