巨人中山礼都(2024年10月2日撮影)

<みやざきフェニックス・リーグ:巨人4-0斗山>◇8日◇ひなたひむかスタジアム

巨人阿部慎之助監督(45)が秋の宮崎で収穫を得た。8日、みやざきフェニックス・リーグ斗山戦を視察。4回にモンテスが内角甘めの直球を左翼にソロを放り込むと、8回には中山が右翼にソロを放った。

ネット裏の球団ブースから見守った指揮官は「モンテスは昨日からデッドボールも2個当たってね。(中山)礼都はずっと調子がいいからこれを維持してほしい。代打の1番手でいいところで使いたくなっちゃうよね」と評価した。

モンテスは9月の中盤以降はやや調子を落とし、出場機会も減少していた。復調の兆しをアピールする1発に「感触は良かった。ようやくバッティングが元の形に戻ってきたなと思う。このまま状態を上げて、CSでもしっかりチームに貢献できるように頑張りたい」と話した。

中山は自信を深める1発だった。9月下旬からの直近3試合で10打数6安打と尻上がりでレギュラーシーズンを終えた。直球を捉えたこの日の1発に「狙った球が来た時に打てる確率も徐々に上がってきてはいると思うので、打ち方もそんなに悪くないと思います」と振り返った。

CSファイナルステージまであと1週間。調整ピッチは徐々に上がっていく。【為田聡史】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】阿部監督が中山礼都の1発に「代打の1番手で使いたくなっちゃう」と評価 宮崎視察