京産大戦の4回、大商大・渡部は山口の逆転打で生還する(撮影・中島麗)

<関西6大学野球秋季リーグ:大商大6-1京産大>◇7日◇第6節3回戦◇南港中央

大商大が京産大に6-1で快勝した。

阪神などNPB5球団が視察する中、ドラフト上位候補の渡部聖弥内野手(4年=広陵)が5回2死一、二塁で左翼線へ適時二塁打を放った。

この日は2打数1安打1打点2四球。1987年(昭62)に龍谷大の宇田英樹氏が樹立した通算119安打の連盟記録まで残り「4」だ。「(記録に迫る)実感はないです。勝利に導く一打を打てれば」と語った。

関西屈指のスラッガーは、実は胃袋も規格外だ。愛してやまない、ご褒美のつけ麺は、1・2キロ分を完食したほか、コンビニで朝食を買った渡部の買い物袋の中に、チキンを挟むバンズとファミチキが2つあった。1つは単品で食べ、もう1つは専用の「ファミチキバンズ」に挟むためのチキン。朝早くからの旺盛な食欲に、周囲も仰天だ。

優勝争いは、次節の大経大との最終節で勝ち点を奪ったチームに決まる。“記録ずくめ”の秋となるか。チームはリーグ新記録の6連覇を目指す。【中島麗】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 プロ注目・大商大の渡部聖弥が連盟タイまで4“某チキン”をWで平らげる規格外の胃袋の持ち主