【阪神】岡田監督シート登板の右腕に「ブルペンで良かった村上。マウンド上がったらボール高い」

シート打撃後、引き揚げる岡田監督（撮影・前岡正明）

今季限りでの退任が発表されていた阪神岡田彰布監督（66）が7日、報道陣に向けて初めて自身の去就について口を開いた。「いやあ、別に何にもないよ」と泰然自若の心境で、5日ぶりの肉声となった。2年連続の日本一を目指すポストシーズンへ「2年間の集大成やんか」と宣言した。

岡田監督の一問一答は以下の通り。

（自ら）

「なんもないよ」

－シート打撃は生きた球を見てほしい

「昼から雨とか言うてたから、先やってん。ほんなら、全然（天気）やな」

－それで順番がフリー打撃と入れ替わった

「うん。あしたあさっては先するけどな」

－登板した投手を見て

「いやー、まあ普通よ。ボール、バッター見えずらいけどな。村上はしかし、マウンド上がったらボールが高いなあ。ブルペンでえらい低めいっとったのになぁ。なんでやろうなあ。ブルペンで良かった村上。マウンド上がったらボール高い」

－シーズン中にも見られたことか

「そら、打たれる時はなあ。なんかちょっと」

－村上は先発調整だが、そのまま先発で

「いやいや、それもだから、それはどこでいくか。抹消してるのもおるからな」

－青柳も抹消している

「ビーズリーも抹消してるからな」

－バッター陣は徐々に毎日、これからという感じか

「試合ならな分からへんよ、そんなん。練習でバンバン打ってもな、試合になったら全然アカンのもおるし」

－シートは今日と明日

「あさってもやる。フェニックスも行けへんからな。まあ2人は投げさせに行くけどな、ビーズリーと西（勇）は。あいつらもう次やから、次のカードやからな」

－フェニックス・リーグに出るより、こっちでシート打撃する方が

「相手が相手やったからやん。日程的な。巨人、DeNAやん、そんなんで試合やる必要ないやんか。で、韓国と独立リーグやろ、結局は。なんでそんな日程になったんやろな」