シート打撃で投球する才木(撮影・前岡正明)

「無敗男」がDeNAに立ちはだかる。12日のCSファーストステージ初戦に先発見込みの阪神才木浩人投手(25)が7日、甲子園で行われたシート打撃に登板した。97球を投げた9月29日DeNA戦(甲子園)以来、中7日のマウンド。打者10人に対して34球を投じて安打性は2本。「感覚は悪くない。いつも通りという感じ」と問題なしを強調した。

今季甲子園では11試合登板で6勝負けなし。さらにポストシーズンでも2戦先発で負けなし。「負けない男」が壁となる。先発登板数25と投球回167回2/3はともにチームトップ。シーズンを通してのフル回転にも「めちゃくちゃ疲れているわけでもない。いい感じにいけている」。コンディションを整えながら決戦に挑む。

前日6日にはチーム投手最年長、33歳西勇の呼びかけで先発と中継ぎが一堂に会した食事会が開催された。最優秀中継ぎを獲得した桐敷のお祝いやシーズンのねぎらい、そしてCSに向けた“決起集会”も兼ねて団結をより深めた。才木も「雰囲気的にもめっちゃ良かった。みんなで一丸となって戦えれば」と笑顔。短期決戦へ、着々と準備を進める。【林亮佑】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】CS初戦先発見込みの才木浩人がシート打撃登板「悪くない」前日には投手陣の決起集会も