選手を見つめる阪神岡田監督(中央)(撮影・藤尾明華)

前日6日に今季限りでの退任が発表された阪神岡田彰布監督(66)が7日、報道陣に向けて初めて自身の思いを語った。

甲子園での全体練習を終えて取材に対応。「いやあ、別に何にもないよ、そんな。もう別にいらんことしてもしゃあないから」と率直な心境を口にした。

前日6日の練習前に1軍選手やスタッフらに伝え、同日に退任が正式発表されていた。15年ぶりに阪神の監督に復帰した昨季から2年間伝えてきたことをやるだけか? そんな問いには「そういうことや。なあ。2年間のな、集大成やんか、最後のゲームの」と言葉に力を込めた。

昨季は18年ぶりのリーグ優勝に導き、38年ぶりの日本一にも輝いた。今季はあと1歩でリーグ連覇には届かなかったが、日本一の夢は残る。12日からCSファーストステージでDeNAを甲子園で迎え撃ち、ファイナルステージでは巨人を倒し、日本シリーズへ。2年連続の日本一が「集大成」となる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】今季限りで退任岡田監督が初めて口開く「いやあ、別に何もないよ」「2年間の集大成」