レアル・ソシエダード久保建英(24年)

<スペインリーグ:Rソシエダード1-1Aマドリード>◇6日◇サン・セバスチャン◇第9節

アトレチコ・マドリード戦で公式戦2試合ぶりにスタメン復帰したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)を、クラブの地元紙は高評価した。

Rソシエダードは7日にホームで行われたスペインリーグ第9節でAマドリードと1-1で引き分けた。この試合に先発出場した久保は徐々に調子を上げた。前半終了間際に右サイドでのカットインから名手オブラクを脅かすシュートを放つと、1-1で迎えた後半追加タイムに自陣からドリブルを仕掛けて、ペナルティーエリア手前から惜しいシュートを打ち、フル出場した。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは久保について、「彼の献身性と根気強さについては議論の余地がない。あまりうまくいかなかったが、最も多くのチャンスを生み出す選手だった」と評し、チームトップタイの6点(最高10点)をつけた。

その他、アゲルド、スベルディア、スチッチ、セルヒオ・ゴメスが久保と並ぶ6点。続いて、レミーロ、アランブル、スビメンディ、オヤルサバルが5点、ブライス・メンデスが4点、ハビ・ロペス、ベッカーがチーム最低の3点。バレネチェアは採点なしとなった。

久保の今季ここまでのスペインリーグ成績は9試合(先発7試合)、633分出場、2得点0アシスト。Rソシエダードの成績は9試合2勝3分け4敗の勝ち点9で、降格圏手前の15位と低迷している。

久保はこの後、代表戦(10日サウジアラビア戦、15日オーストラリア戦)を経て、19日のジローナ戦でスペインリーグを再開する。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Rソシエダード久保建英を地元紙「最も多くのチャンスを生み出す選手」チームトップタイ評価