京都宮本優太(24年4月20日撮影)

<明治安田J1:京都2-3神戸>◇6日◇第33節◇サンガS

京都サンガF.C.がホームでヴィッセル神戸に敗れた。

3失点での敗戦に、センターバック(CB)で出場したDF宮本優太(24)は涙が残り、赤く腫れ上がった目のまま、取材エリアに姿を現した。「前半良くなかったけど、後半巻き返せたからこそ勝たなきゃいけない試合だった。最後は僕がマークを外したところからの失点だった」。神戸に勝ち越しを許した後半38分の場面を振り返り、反省の弁を口にした。

前半22分には、右肩が外れるアクシデントがあった。相手との接触はなかったということだが「関節同士が変な動きをして、踏ん張った時に肩が前に出て、外れちゃった。(以前から)亜脱臼癖があって」。その場で入れ直してプレーを続けたが、残り時間は痛みとも戦った。それでも失点場面での対応を肩の痛みのせいにはせず、悔しさだけが残った。

10月27日の天皇杯準決勝では再び神戸と対戦する。この巡り合わせに宮本は「ありがたいと思っている。この借りを返せる機会が今月あるっていうのは楽しみだし、本気で勝ってやろうと思っている」。本職はサイドバックながらCBも務める171センチのDFは、右肩を固定した姿で3週間後のリベンジを誓った。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【京都】宮本優太「僕がマーク外したところから…」失点場面反省 天皇杯準決勝でのリベンジ誓う