最速143キロをマークした横浜・片山大輔(撮影・金子真仁)

<高校野球秋季神奈川大会:横浜9-0横浜隼人>◇6日◇準決勝◇横浜スタジアム

横浜が6日、横浜隼人を破り関東大会出場を決めた。

村田浩明監督(38)が「秘密兵器です」とニヤリとする左腕が最後を締め、7回コールド勝ちした。茨城・常陸太田シニア出身の背番号18、片山大輔投手(2年)だ。「声が大きいので」と試合中盤まで監督の横で大声で仲間を鼓舞していた左腕は、マウンドに行っても迫力十分。182センチ、85キロの体格からこの日は最速143キロをマークし「冬にもっと鍛えて、春には148キロくらいを」と見据える。

先発で5回1安打の左腕奥村頼人投手(2年)、早くも26年ドラフト候補に挙がる右腕の織田翔希投手(1年)ら好投手ぞろいの横浜投手陣に、また1人。片山も「神奈川を制覇して、横浜1強時代を目指しているので」と力強い。来春センバツ出場への参考資料となる関東大会は26日から神奈川県で開催される。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 横浜「秘密兵器」片山大輔が最速143キロで締めた 7回コールドで関東大会出場決定/神奈川