第2戦に先発予定のダルビッシュは、会見で抱負を語る

ドジャースとの地区シリーズ第2戦に先発するパドレスのダルビッシュ有投手(38)が、5日(日本時間6日)の試合前、記者会見に臨み、抱負を語った。

9月27日以来、中8日の登板。ド軍大谷との対戦が注目される中でも、淡々と思いを口にした。「大谷君だけでなく、他にもすばらしい選手がいる。大谷君だけでなく、全員にしっかり集中して投げたいと思います」。大谷とは14年の初対面以来、食事や合同トレーニングを行うなどの親交の一部を披露。「まったく違う文化から来てますし、お互いにいろんな話をしますし、そうやって情報交換をしています」と明かした。

体調に関しては、9月の復帰以降、着実に上昇。「ちゃんとした調整ができましたし、肩も休められました」と不安材料は見当たらない。会見後はグラウンドに姿を見せ、松井と一緒にノックを受けたほか、キャッチボールなどで調整。初戦を落としたとはいえ、22年の同シリーズでも、黒星スタートから3連勝でド軍を撃破。その際も、第2戦にダルビッシュが先発し、勝利投手となった。

「今回は静かというか、自分の中では落ち着いているという感じはします」。チーム最年長の大ベテランは、大勝負を前にしても、気負うことなく、終始、穏やかな表情だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ダルビッシュ「落ち着いている 肩も休められた」ドジャースとの第2戦先発へ不安材料なし