デビジョンシリーズ初戦を白星で飾り、大谷(左)をタッチで迎えるロバーツ監督(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース7-5パドレス>◇第1戦◇5日(日本時間6日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(30)が、ケガ明けのフレディ・フリーマン内野手(34)の気迫の盗塁に対する心境を語った。

9月26日(同27日)のパドレス戦で右足首を捻挫したフリーマンは「3番一塁」で戦線に復帰。3回の第2打席で右前打で出塁し、続くT・ヘルナンデスの打席で二盗を仕掛けた。ヘルメットを飛ばしながらスライディング。二盗に成功し、好機を拡大した。

フリーマンの気迫に大谷は「やっぱり苦しい状況の中で、痛みもあると思いますし。その中で勝つために一生懸命仕事をする姿っていうのは、打線に必ず影響与えるかなと思いますし。それは今日、打線全員、本当に良い仕事が多かった」と話した。

フリーマンは4日(同5日)の会見で「出場するに十分な状態だと感じている」とコメント。メディカルスタッフからは、本来なら復帰まで4~6週間かかると言われていたが「多くの治療を受け、多くの時間をトレーニングルームで過ごした。ここ数日と比べると今日ははるかに状態が良くなっている」とし「室内ケージで打って、昨日は実戦形式で練習し、この2日間は走塁と守備練習もした。右足首は打つのに十分しっかりとした状態だ」と話していた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、捻挫から復帰フリーマンの気迫盗塁に「痛みもあると思う」「打線に必ず影響与える」