清水の秋葉忠宏監督(2024年9月25日撮影)

J2首位の清水エスパルスがJ1復帰をかけて出陣する。6日のアウェー水戸ホーリーホック戦(午後2時開始、Ksスタ)の結果次第では自動昇格の2位以内が確定し、3季ぶりのJ1昇格が決まる。

昨季は勝てばJ1自動昇格が決まる最終節アウェー水戸戦で痛恨ドロー。一転、プレーオフにまわることになってしまった因縁の地で再び重要な一戦を迎える。秋葉忠宏監督(48)にとっては22年まで指揮を執っていた古巣だが、「私情を挟むとよくない。しっかりと勝つことだけに集中したい」と表情を引き締めた。

クラブによると、約5000人の清水サポーターが駆けつけるという。主将で今季チーム最多10得点のFW北川航也(28)は「去年の悔しさとか力のなさ、情けなさは自分が一番分かっている。あの試合をいい教訓にして最後まで気を抜かずに戦いたい」とチームの思いを代弁。試合終了まで全力を尽くし、水戸での悲劇を歓喜に変える。

清水が6日に2位以内のJ1自動昇格が決まる条件は以下の2つだ。

(1)清水が水戸に勝利し、3位V・ファーレン長崎が大分トリニータに引き分け以下。

(2)清水が水戸に引き分け以上で、3位長崎が大分に敗戦。

また、2位の横浜FCも6日のホーム鹿児島ユナイテッドFC戦(午後2時開始、ニッパツ)で以下の条件ならばJ1自動昇格が決まる。

(1)横浜FCが鹿児島に勝利し、3位長崎が大分に引き分け以下。

すべては長崎の結果次第。長崎も新本拠地ピーススタジアムでの初試合であり、負けられない気持ちは強いはずだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 J1自動昇格6日決定の条件は…清水〇長崎△以下または清水△長崎●、横浜FC〇長崎△以下のみ