楽天対日本ハム 9回裏、最終打者の伊藤裕を遊ゴロに仕留め楽天に勝利し、初セーブを決める斎藤(撮影・河田真司)

<楽天2-3日本ハム>◇5日◇楽天モバイルパーク

日本ハム斎藤友貴哉投手(29)がプロ初セーブをマークした。

3-2の9回にマウンドに上がると、先頭の安田に二塁打を浴びたが、後続を160キロに迫る直球で押し切った。ヒーローインタビューでは「本当に今マウンドで、ブルペン陣から『行くだけ』っていう、『行くだけ』。合言葉『行くだけ』っす」と興奮気味に話した。

さらに「プロ6年目でやっと初セーブ。狙ったところに来られたと思います。今日は初めて自分の家族が見に来てくれてて。息子も来てくれてたんですよ」と声を弾ませ、「ちょっと一言いいですか。自分の大好きなアニメの『MAJOR』のヒーローインタビューで『おとさん』が(息子の)吾郎に対して言ってた一言を言います。ダン!やったぞ!」と絶叫。球場が大歓声に包まれた。

斎藤は8月28日楽天戦の延長11回に登板し、自身で無死満塁のピンチを招きながら無失点に抑えガッツポーズ。このどや顔に、新庄監督が自身のインスタグラムで「登録名をさいこう ゆきやに変更させてもらいます」とジョーク交じりで発信し、話題になった。

「X」でも「斎藤友貴哉」がトレンド入り。「おめでとう」「お父さんかっこいい」「落ち着け(笑)」など祝福のコメントが相次いだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】「さいこうゆきや」家族の前で初S、絶叫「斎藤友貴哉」トレンド入り「落ち着け(笑)」