中日対DeNA 1回表、登板する中日先発の小笠原(撮影・森本幸一)

<中日4-3DeNA>◇5日◇バンテリンドーム

ポスティングシステムによるメジャー移籍の可能性がある中日小笠原慎之介投手(26)が5日、今季最終登板を終えた。DeNA戦に先発し3回7安打3失点で、8月9日巨人戦以来の6勝目はならず。「1年が終わったが、全体的な数字が物語っている。防御率もだし、勝てていないし、三振も取れていない」。4年連続規定投球回到達も、5勝11敗、防御率3・12の成績への不満を口にした。

国内、海外のフリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしていないが、22年から米国の大手マネジメント会社「WME(ウィリアム・モリス・エンデバー)」と代理人契約を締結。今春にはMLBネットワークの記者が、小笠原が今季終了後にポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す可能性を伝えた。9月下旬には本人も「チャンスがあるなら、(代理人の)力を借りて(メジャーに)行きたいなと思っている」と発言。この日、加藤球団本部長は「ノーコメント」だったが、今後の交渉の行方が注目される。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】メジャー目指す小笠原慎之介5勝11敗で今季終了「数字が物語っている」成績に不満