東大対慶大 力投する東大先発の渡辺(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:東大3-5慶大>◇第4週第1日◇5日◇神宮

プロ通算525本塁打の清原和博氏(57)を父に持つ慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)が、ジュニア対決を制した。1点を追う3回無死満塁、元ロッテ渡辺俊介氏(48)の長男で、父と同じアンダースロー右腕の渡辺向輝投手(3年=海城)から同点適時打。2安打1打点の活躍で先勝に尽力した。

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東大の渡辺は、注目のジュニア対決で“清原封じ”とはならなかった。リーグ戦初対戦で3-2の3回無死満塁から、初球109キロスライダーを捉えられて同点適時打を浴びた。今春は「もし清原選手と対戦して打たれてしまったら、話題になってしまうので絶対に抑えたい」と意気込んでいたが、下手投げ対策を練っていた清原に軍配が上がった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 元ロッテ渡辺俊介氏の長男、東大・渡辺向輝 ジュニア対決で“清原封じ”ならず