C大阪小菊監督(24年8月18日撮影)

セレッソ大阪は5日、約3カ月ぶりの2連勝と9位からの浮上を懸け、浦和レッズ戦(埼玉)に臨む。

台風の影響で延期になったガンバ大阪戦が、代替日として2日に開催され、リーグ戦で中2日の試合は今季3度目になる。

4日にオンラインで取材に応じた小菊昭雄監督(49)は「アウェーで非常に厳しい日程だが、選手は試合がしたくてたまらない状態。特別な試合に、内容をともなった勝利ができた。心身とも充実している」と、攻守に圧倒した大阪ダービーの勝利が、チームに好影響を与えているとした。

現在9位のC大阪にとって、13位の浦和とは相性がいい。指揮官が21年8月に就任後、2連勝中で通算4勝2敗。カップ戦を含めても6勝2分け3敗と勝ち越している。

ただ、慢心や油断はなく「個の質が高い、タレントがそろうチーム。1人1人の良さを出させない。引き続き、私たちのコンパクトでアグレッシブな守備を大事にしたい」と、G大阪戦同様に前線からのプレス、攻守の切り替えの速さで主導権を握る。3戦連続無失点となれば今季初めてだ。

故障離脱者もおり、連続で先発予定のMF奥埜博亮(35)らベテラン勢のコンディションが気がかりだが、その後に2週間の中断期間が控えるため、すべてを出し切る。

また、左肘脱臼で欠場が続くMF香川真司(35)は練習に完全合流しており、順調にいけば19日のジュビロ磐田戦(ヨドコウ)で試合復帰する可能性がありそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】小菊昭雄監督「試合がしたくてたまらない」中2日の5日浦和戦で2連勝と上位浮上へ