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スペインサッカー連盟は2日、一部サポーターがピッチ上などに物を投げ込んだことでレアル・マドリードとのダービーマッチが一時中断されたトラブルに関して、Aマドリードに3試合、一部スタンドの閉鎖処分を科すことを発表した。

Aマドリードが先月29日にホームで行われたスペインリーグ第8節でRマドリードと対戦した際、先制点を奪われた後に南ゴール裏に陣取るウルトラスがGKクルトワを目がけて、ライターなどを含むさまざまな物を投げ込む事態が発生した。

主審はこれを深刻に受け止め、両監督と話して試合を一時中断し、選手たちをロッカールームに引き下げさせる措置を取った。試合は約20分後に再開され、Aマドリードが土壇場で同点弾を奪い、1-1で終了した。

この事件を重く見たスペインサッカー連盟の競技委員会はブスケツ・フェレール主審の審判報告書を分析した結果、Aマドリードにスペインリーグでのホーム3試合(対レガネス、ラス・パルマス、アラベス)の南ゴール裏(5000席)閉鎖処分および4万5000ユーロ(約720万円)の罰金を科すことを決定した。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Aマドリード、ホーム3試合一部観客席を封鎖 サポーターがピッチにライターなど投げ込んだ騒動