試合後に落胆するチェイス・アンリ(ロイター)

<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):シュツットガルト1-1スパルタ・プラハ>◇1日(日本時間2日)◇シュツットガルト◇1次リーグ第2節

シュツトガルト(ドイツ)DFチェイス・アンリ(20)が、スパルタ・プラハ(チェコ)戦で後半17分から途中出場した。

第1節のレアル・マドリード(スペイン)戦に続いてDFライン4枚の右サイドバックに入った。さっそく後半20分にはショートCKからの好機で、ゴール前で浮き球に競り合い、こぼれ球をすかさず右足で狙ったが、シュートは相手にブロックされてCKとなった。

その後も的確なポジショニングから落ち着き払ったプレーを披露した。相手が自陣に引き込む形を取ったためハーフコートゲームとなる中、右サイドでのビルドアップに加わり、チャンスとみればゴール前近くまでポジションを押し上げた。終盤のCKでもゴール前に入り、パワープレーの一員となった。

日本代表の森保一監督も常にそのプレーをチェックしているという逸材。横須賀市の長沢中学1年から本格的にサッカーを始め、キャリアわずか8年で欧州最高峰の舞台にたどり着いた。一戦ごとに経験を積み、さらなる高みを目指している。

試合は前半7分にMFミロのゴールでシュツットガルトが先制したが、同32分にスパルタ・プラハMFカイリネンに同点ゴールを許した。その後はシュツットガルトが攻勢を強めたが、相手の粘り強い守備を崩せなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【欧州CL】シュツットガルトのチェイス・アンリ、後半17分から出場 ゴール前でシュートも