後半、宮本(左から3人目)のゴールで同点に追いつき喜ぶ清水イレブン(撮影・水谷安孝)

<明治安田J2:清水1-1横浜FC>◇第33節◇28日◇国立

清水エスパルスと横浜FCの首位攻防戦は1-1のドローだった。J2歴代最多の5万5598人が来場した一戦は横浜FCが先制。得意のサイド攻撃からリードした。1点を追う清水は右サイドのカウンターから途中出場のMF宮本が右足で押し込み、同点弾。しぶとく勝ち点1を積み上げた清水は首位をキープした。J2最下位群馬のJ3自動降格圏となる18位以下が確定した。

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清水が負けない粘り強さを見せた。

後半11分、自陣右サイドを崩されて失点した。3試合連続で先制点を許す劣勢となったが、同29分にカウンターからのこぼれ球を宮本航汰が押し込み、同点。途中出場した下部組織出身の生え抜きがチームを救った。来月6日のアウェー水戸戦での結果次第ではJ1昇格が決まる可能性がある。宮本は「1つずつ勝っていく姿勢は変わらない」と強調した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【清水】10・6にもJ1昇格!生え抜き宮本航汰が同点弾、国立での首位攻防戦しぶとくドロー