9月23日、奈良クラブとの練習試合で実戦復帰したG大阪DF半田陸

ガンバ大阪は27日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行った。

28日東京ヴェルディ戦(パナスタ)では、パリオリンピック(五輪)初戦前の紅白戦で左腓骨(ひこつ)の負傷したDF半田陸(22)が戻ってくる。23日に行われた奈良クラブとの練習試合で60分間プレーした半田について、ダニエル・ポヤトス監督(46)は「いい状態。明日のリストには入っている」とメンバー入りを明言。ベンチスタート濃厚だが、7月14日サガン鳥栖戦以来の復帰にゴーサインを出した。

G大阪は半田がパリ五輪前の最後に出場した鳥栖戦で勝って以来勝てておらず、7戦未勝利。今季途中までリーグ1の堅守を誇ってきたが、7試合で8失点し、現在は4戦連続失点が続いている。そんな状況だけに、守備力の高い半田が戻ることは朗報。背番号3は「出たら守備で貢献するのが一番だし、攻撃でも(相手の)背後やゴール前でいい仕事ができれば」と意気込みを語った。

G大阪は今季のリーグで半田不在の14試合で3勝5分け6敗と負け越しているが、半田が出場した16試合では10勝5分け1敗と結果を出してきた。半田がピッチに立って唯一負けた21節FC町田ゼルビア戦も、半田が退場するまでは優位に試合を運んでおり、勝利請負人とも言える働きぶり。頼もしい存在の復帰で、G大阪は8戦ぶり勝利を目指す。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【G大阪】勝利請負人の半田陸が28日東京V戦で復帰へ 「出たら守備で貢献するのが1番」